横浜市・三渓園/古民家を語る・外国人の見た日本建築

【日時】平成18年9月13日(水)JMRA主催

               ―大沢匠氏(建築家)講演会重要文化財・旧燈明寺本堂にて

今年、開園100周年を迎えた横浜・三溪園。ここには、数々の歴史的建造物や国指定重要文化財が移築され再現されています。そのなかの一つであります旧燈明寺本堂を会場にしたイベントが開催されました。民家を題材にした展示や講演会のほか、八重山の伝統舞踊、平家琵琶の演奏などが催しされました。今回はその初日のイベントとして行われた建築家大沢匠教授の「外国人から見た日本建築」という講演会に参加してきました。また、同時に長谷川和男写真展「飯田家の歳時記」/JMRA紹介パネル展示会も行われました。
【イベント参考】
13日13:00〜15:00講演「外国人の見た日本建築」(大沢匠)
14・15日13:00〜13:30ミニ講演「今、民家に住まいつづける」(杉浦干城)
14日13:30〜15:30八重山古典民謡(八重山古典民謡保存会・ 慶田盛宏研究所ほか)
15日13:30〜15:40「平家物語」の詞を平家琵琶の伴奏で聴く(鈴木まどか)

神奈川県横浜市 三溪園・旧燈明寺本堂

  

                            ―大沢氏の講演外国人から見た日本建築―
    大沢匠氏による講義「外国人から見た日本建築」
大森貝塚の発見者E・Sモース(アメリカ)は明治10年に初来日。東大教授となり、彼のイラストの数々から当時の日本の庶民の生活全般が見て取れる。後に日本の日用品数千点を持ち帰りマサチューセッツ・セーラムのピーボディー博物館に貯蔵されている。
もう一人の、外国人建築家ブルーノ・タウト(東ドイツ)昭和8年初来日は、桂離宮・伊勢神宮・東照宮・白川郷合掌造りなど日本の社寺建築、伝統建築を高く評価した。白木のシンプルな書院、数奇屋建築をモダン建築とし、合掌造りをヨーロッパの力強いゴシック建築と対比させ絶賛する。反面東照宮の広葉樹(ケヤキ)建築に色彩装飾を施した建造物を偽者と酷評し、後の日本建築の評価に長く影響を与えたとされる。大ベストセラーの著書「日本美の再発見」岩波新書がある。
   日本の日用品(ピーボディー博物館所蔵)
刺し子の雑巾            畳職人の道具             こけら屋根職人の道具

                 ―白川郷合掌造り旧矢箆原家住宅

秋雨前線の影響で小雨の降る9月半ば。平日の三渓園は少し寂しいぐらいかな?といった感じでした。白川郷より移築された合掌造りの旧矢箆原家住宅は、日本昔話に身をおいたような・・・何とも不思議な体験が出来ますよ。

     
 江戸時代の白川郷の庄屋を移築したもの。半分は普通農家の板張り、半分は来客用畳敷きの座敷。
 屋内で飛騨地方の民具を見れます。茅葺時期の暦が表示されています。
 (茅葺履歴:前回平成8年・前々回昭和60年施工)
 建物の最奥部に水やがあり「こけら葺き屋根」に石が置かれています。

                               三渓園/その他の重要文化財、歴史的建造物

                       
 鶴翔閣:昭和33年の公開まで原家の私邸。              京都西方寺薬師門の移築    初音茶屋            
            横笛庵
 臨春閣:数寄屋風書院造り。京都桂離宮と2大別荘建築との評価がある。
 徳川初代頼宣が和歌山紀ノ川に建立を移築。狩野派の襖絵を内部に見れる。     

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本格的に古民家をほどき、移築しなくても、もっとライトな感覚で古材を生活の中で活用してみましょう。 たとえば、庭に  「いろりの部屋」 や「茶室」・古民家風の 「アトリエ」 などはいかがでしょう。二階の 「使わなくなった部屋」を古民家風にアレンジしてもいいでしょう。厳格なエコロジストではなく、気楽にライトに生活を楽しみたいチルチン人やLOHASな生活。 …そんな人々が急増しています。         リフォームアップル自治医大店 大竹清彦

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