トトロのモデルとなった狭山丘陵の森と歴史的建築物/埼玉・所沢、狭山市

【日時】平成28年・10月5日(水)

江戸東京たてもの園は、東京小金井市の都立小金井公園にある江戸から昭和初期の建物を集めた博物館です。小金井公園には1954年から1991年まで、古代住居や江戸時代の農家を移築・展示する武蔵野郷土館がありましたが、江戸東京博物館の開館に合わせ分館として、また武蔵野郷土館を拡充する形で1993年(平成5年)3月に開園しました。園内はセンターゾーン、東ゾーン、西ゾーンの3つのエリアに分けられ、敷地面積は約7haにもなります。この広大な敷地を利用して、江戸時代から昭和初期頃までの29棟の住宅や店舗など復元建造物が建てられ、各建造物の中に入って見学することができます。高い文化的価値がありながら現地保存が困難となった江戸時代から昭和初期までの30棟の建造物を移築復元し展示しており、開園20周年となる2013年(平成25年)3月には、展示計画の最後の1棟となるデ・ラランデ邸の移築復元が完成しました。宮崎駿監督の映画「千と千尋の神隠し」(2001年)の作画において、たてもの園の銭湯や下町の商家建築のデザインが参考にされています。シンボルキャラクターの「えどまる」は宮崎のデザインです。園内の中でも必見なのは、高橋是清邸の主屋と玄関の移築再生建物です。高橋是清は1899年(明治32)、赤坂表町(現在の港区赤坂)の武家屋敷跡の土地を購入し、旧家に住みながら、総栂(つが)普請(ふしん)の家を建築し、1902年(明治35)竣工後は晩年までここに住みました。主屋の2階は是清がくつろいで読書をしたり日記をつけたりする書斎及び寝室として使われていました。1936年(昭和11)2月26日未明、是清が青年将校による襲撃を受けたのもこの場所でした。是清の死後、故人の遺志により遺族らによって土地と建物は東京市に寄贈され、1941年(昭和16)より邸宅跡地は「高橋是清翁記念公園」として公開され、邸宅の主屋と玄関は多磨霊園に移築されてきました。1945年(昭和20)の東京大空襲により、邸宅跡地は被災しましたが、多磨霊園にあった仁翁閣は被災を免れました。その明治時代の名建築をこの建物園では今に伝えています。もうひとつの必見建築は、日本の近代建築の発展に貢献した建築家前川國男の自邸で品川区上大崎に1942年(昭和17)に建てられた住宅です。戦時体制下、建築資材の入手が困難な時期に竣工していますが、アイディアいっぱいに良材がふんだんに使われています。外観は切妻屋根の和風、内部は吹き抜けの居間を中心に書斎・寝室を配した シンプルな間取りになっていますが、随所に建築家としてのアイデンティティを感じる昭和の名建築と言えるものです。その他、園内の敷地面積は約7haと広大ですが、江戸時代から昭和初期頃までの29棟の住宅や東京町家、店舗、また農村の古民家が移築再生され中に入って見学することができました。
                                  取材:HICPM住宅生産性研究会正会員  ㈱アップル 大竹 喜世彦

【ビジターセンター】1940年(昭和15)に皇居前広場で行われた紀元2600年記念式典のために仮設された式殿。1941年(昭和16)移築。




【田園調布の家(大川邸)】

【前川國男邸】日本の近代建築の発展に貢献した建築家前川國男の品川区上大崎三丁目自邸。品川区上大崎に1942年(昭和17)竣工。




















             





     





        



        







       

       

       

       

       

       

       

       

              



       

       
【小出邸】日本のモダニズム運動を主導した建築家堀口捨己が、ヨーロッパ旅行の帰国直後に設計した住宅。文京区西片二丁目/1925年(大正14)


















       

       









       



       

       
【デ・ラランデ邸】





【常盤台写真場】板橋区常盤台一丁目/1937年(昭和12)

【三井八郎右衞門邸】港区西麻布三丁目/主屋:1952年(昭和27)

【高橋是清邸】



【村上精華堂】台東区池之端の不忍通りの間物屋(化粧品屋) 台東区池之端二丁目/1928年(昭和3)





             【植村邸】中央区新富二丁目/1927年(昭和2)       【丸二商店(荒物屋)】千代田区神田神保町三丁目/昭和初期
              



       

       





            
【花市生花店】千代田区神田淡路町一丁目/1927年(昭和2)



        【武居三省堂(文具店)】千代田区神田須田町一丁目/1927年(昭和2)
       



       

       


【大和屋本店(乾物屋)】港区白金台4丁目/1928年(昭和3)

【川野商店(和傘問屋)】江戸川区南小岩八丁目/1926年(大正15)









【小寺醤油店】港区白金五丁目/1933年(昭和8)
       

       






【子宝湯】足立区千住元町/1929年(昭和4)





【鍵屋(居酒屋)】


       






【仕立屋(したてや)】文京区向丘一丁目/1879年(明治12)

【高橋是清邸】明治から昭和のはじめにかけて日本の政治を担った高橋是清の住まいの主屋部分。総栂普請(そうつがぶしん)の洋間の床は寄木張り。
         2階は是清の書斎や寝室として使われ、1936年(昭和11)の2・26事件の現場。[港区赤坂七丁目/1902年(明治35)]































【三井八郎右衞門邸】港区西麻布に1952年(昭和27)に建てられた邸宅。客間と食堂部分は、1897年(明治30)頃京都に建てられ、戦後港区に移築されたもの。
       蔵は1874年(明治7)の建築当初の土蔵に復元されたもの。[港区西麻布三丁目/主屋:1952年(昭和27)土蔵:1874年(明治7)]


       

       



       

       

       

       












【デ・ラランデ邸】この住宅は、元は平屋建ての洋館。1910年(明治43)年頃、ドイツ人建築家ゲオルグ・デ・ラランデにより3階建てとして大規模に増築された。
  その後、所有者が変わり、1956年(昭和31)より三島海雲氏が住人となり、1999年(平成11)まで新宿区信濃町に建っていたもの。[新宿区信濃町/1910年(明治43)ころ]










       

             




















                                 
                           取材:JMRA日本民家再生協会正会員  ㈱アップル 大竹 喜世彦

    弊社の古民家再生事例―

【築80年の古民家改修:飯能市下名栗】
         【Before】



 

 

 

 

 

     【Ater】屋根・外壁・窓の断熱改修
 

 

 

 

 

  
                                【Ater】キッチンの自然素材&断熱改修
                        
 

 

              

              

              

 

 
              

 

                          

                                 取材:JMRA日本民家再生協会正会員  ㈱アップル 大竹 清彦


          【エコロジーの先端、捨てない文化を取り戻す・ビンテージリフォーム】
建築基準法で規定されている現在の【在来工法】は柱や桁梁の接合部に金具補強して、面材や筋交いなどの耐力壁で地震等に抵抗します。これに対し古民家などの【伝統的工法】では、柱や桁梁の接合部は木組みのみで金具の補強はありません。代わりに【伝統的工法】では土塗り壁、竹小舞、差し鴨居、貫などが主要な耐力要素となります。【伝統工法】では土台を使わず1階の柱を直接礎石に立てる【石場建て仕様】が用いられることがあります。特に西日本以西では夏場の床下通気やシロアリ対策から【石場建て仕様】が採用された民家が少なくありません。 【限界耐力計算】という方法で確認申請の適合判定が通れば、こうした【伝統木造軸組み住宅】も新築できる。しかし、この申請・審査には大変な手間がかかり、その結果、現在新築の実績は年間数棟にすぎないのが実情です。 わたしたちは、この【伝統的工法】で使わてきた柱や梁といった構造材の再構築としてリユースする道筋をつけ、消えゆく貴重な資源をリモデリングというで使い継いでまいります。 古いという理由だけで何もせずただ壊して捨てたらゴミになるだけ。しかし、リモデリングで再使用したらあと何年再活用できるでしょうか。 ビンテージ・リフォームは【伝統的工法で使われてきた古材】を大切に、そのままの形で出来るだけ長く使い、捨てない文化を取り戻す究極のエコロジカルなコンセプト・リフォームです。

                           【古材を活用した弊社アップルのリモデリング例】

  ―栃木・旧藤岡町/F邸・230年前の土蔵解体(2011年) ⇒下野市/H邸・古材梁を再活用したマンション・リモデルへ(2012年)
 
―マンションのキッチン・リモデリング―
 16年のマンションの全面改修の一部

薄暗く、開放感のない元の対面型キッチンをリ・モデリング
キッチン台は造作中心のオリジナル
床暖房+LDKは明るく開放的なキッチンに家族が集うようになりました

【Before】
 

 

【施工中】

キッチン台を組み、古材も取付け、LD側のカウンターもインストールして周辺を造作
 
仕上げ:弊社インテリアコーディネーターが詳細を現場で指示
 

 
古材に合わせて周りの造作家具なども自然塗料リボス+京都山中油店の鉱物顔料で着色
 
左官:カウンター天板、袖壁
 

 
天板の左官:クリスタルインレイ使用、蜜蝋で撥水加工 
 
袖壁の左官:スイス漆喰、カルクウォール、エイジング加工
 

【After】






























  ―福島・田島町/I邸・古民家解体(2004年) ⇒下野市/T邸・古材梁を再活用したリモデルへ(2009年)

    

    

    

   

  

  

【古材を活用したリモデリング例】

   ―栃木・藤岡町/A邸・古民家解体(2007年) ⇒小山市/S邸・古材梁を再活用したリモデルへ(2008年)
静かな農村地帯に昔懐かしい風情を残す「青木邸」は江戸時代には、この土地で栄えていた大規模な農家。現在、旧道沿いに立つこの家の母屋は約100年前のもの。昔は街道の両脇に茅葺屋根の家々が立ち並ぶ日本の原風景を残す土地でもあった。最近はテレビの番組でも多く登場するようになった古民家とはいえ、子供の頃には「暗くて寒くて怖い」場所と思い育ったそうです。お母さんとの2世帯住宅を建てる決意をされたものの、祖先が使い残してくれたこの母屋をただ解体することに寂しさを感じていらした青木さんご夫婦。「まだ、使えるものなら是非、再生に活用て使い続けて下さい」と。まさに「200年住宅」の真髄ではないでしょうか?昔から、捨てずに大切に使い続けてきた構造材。本来、日本では当たり前に行われてきた建築文化です。もちろん、何もせず、200年耐用できるものなど何処にもありません。定期的に修理修繕し、次代を越え愛着を持ちながらメンテナンスし熟成されてきたのです。大切に使い住み続ける社会の実現。これこそがわたしたちの目指す「200年住宅」の意味するところではないでしょうか?青木さん、わたしたちアップルで古材として立派にリモデリングで大切に活用させていただきます。
                          Before(青木邸
     

   
 当時の貫工法(在来工法の原型)や竹小舞の土壁。地場の欅と松の曲がり梁が素晴らしい。
  
                  After(再生リモデル完成しました

     
 
増改築前(外観)              (和室)                    (廊下)         改装中古材をクレーンで搬入
        
    
       改装中:青木さんの地松の古材梁を2本活用、ドイツ・リボス自然素材塗料で綺麗に蘇る。 
  改築後(廊下)杉の古材柱を廊下でも活用、手洗いをしつらえ、トイレも増設。内装はスイス本漆喰左官&ドイツ・ウッドチップクロス張り
 
    
  改築後(寝室)
   
  改築後(和室:1) 内装:ドイツ・ウッドチップクロス                (和室:2)内装:愛知・桃山土壁(弁柄壁)  
    

【その他、古材を活用したリモデリング例】 Before⇒After
                    
                   よくある普通の和室             「古材の柱」で作った「自在ガキ」をぶら下げ、囲炉裏風の設えに。
                                             「古材梁」を4本使っています。

古民家を見て、その素晴らしさに感動する人は多い。その佇まいはわたしたちの五感に訴えるものは非常に多いが、本当の素晴らしさと意味するところは、自然のシステムが無駄なく利用されている先人たちの知恵に気づく点です。民家に蓄積された仕掛け、例えば風を防ぐ工夫、逆に風を導く工夫、高湿から室内を守る工夫、暗さを補う天窓の工夫といった仕掛けは、わたしたちのスローライフな暮らし方を見直すことを教えてくれます。これは過去への回帰を意味するのでなく、未来の住宅のために、伝統技術を見直し、継承し、新しい知恵を加えるということにつながって行きます。 民家の様々な歴史、文化的な背景を知ることは、ものの真の価値を知ることも出来ます。 裏付けのある知識を持つことで「先人たちの知恵」のルーツを知ることが出来ます。 例えば、家族団らんの食事は囲炉裏を囲んで・・・と思われていますが実は、『囲炉裏』は養蚕のための暖房であり、生活に余裕はなく、封建的なスタイルで食事は各自お膳で取っていた・・・。 しかし、現在はそのような封建的な風習はありませんから、『囲炉裏』は家族で仲良くみんで囲めばいい。 このように、民家を知ることは、わたしたちの先人たちの、地域にあった住まい方を正しく知り、その知恵を活用し、さらに長い年月をかけ熟成させていくものではないでしょうか。
江戸時代から、木材を再利用するのは当り前の時代でした。これがいつしか捨てる文化に変わってしまった。究極のエコロジーは、そのままの形で出来るだけ長く使うこと。ビンテージリフォームは、そんな私達の考えが詰まったコンセプト・リフォームです!リフォームアップルで強力に推進中!
古材を多用するビンテージリフォームは、高い志と古来の伝統工法の豊富な見識を習得した古材施工技術士に是非一度ご相談下さい。
                             日本民家再生リサイクル協会正会員 ㈱アップル・リフォームアップル自治医大店 大竹喜世彦 
 

  


【茅葺屋根の古民家】
八郷町には60余棟の『茅葺の里』があります。毎年年末に、八郷町の地元の【茅葺屋根保存会】の方々と、とわたしたち【民家再生リサイクル協会】茅刈り隊】、筑波大学生らのボランティアを含むメンバー(200名近く)は【つくば学園都市】にある高分子研究センターでヨシ刈りを行なっています。八郷の茅葺屋根の葺替えに使うための【ヨシ刈り】です。
そして、毎年この4月初旬に、民家再生リサイクル協会では、八郷町、地元【茅葺屋根保存会】の方々と、茅葺古民家で交流会を行い、早春の一日を美しい里山と日本の原風景が残る茅葺集落で過ごしております。戦後のヨーロッパでも、日本と同じように茅葺屋根は激減しましたが、現在は高級住宅地などのステータスシンボルとして使われ人気が高いそうです。・・・
さて、日本の茅葺について。かつての日本の茅葺文化は農村生活と深く結びつき社会活動とのかかわりが欠かせませんでした。筑波一帯は、江戸城の鬼門を守る門前町として栄え、特に筑波山麓では江戸末期からは専門職として【茅葺職人】が成り立ち、地方ごとに特異な形の技術が発達しながら、地域社会と強い関わりを持ってきました。村人は【ユイ・結】を組織し、茅葺を手伝い、古くなった屋根の改修で出た【古茅】は大切にリサイクルしまた、重要な肥料として農地にも還元され、その【マテリアル】自体も自己完結型で地域循環していました。
古民家再生の環境的側面】
日本の産業廃棄物のうち約20%を建設廃棄物が占め、民生部門のエネルギーのうち約45%を住宅が占めると言われる。社会全体の環境負荷の低減を図るには、この住宅建築をいかに環境配慮型に変えていくかが重要な課題です。住宅建材のリサイクル率向上や生活エネルギー使用量減少はどうすれば可能なのか?わたしたちは伝統的な素材、工法に、関わる最先端の知識に触れ、エコロジカルな視点からも民家再生に注力しています。
毎年建っている戸建住宅は約数十万戸で、最新の技術、性能を持ちます。しかし、立て替えればで、産業廃棄物と大量のゴミを発生させます。そして、もうすでに建ってしまっている既存住宅1500万戸はどうすればいいのでしょうか?わたしたちはリモデル、リフォーム(欧米ではリフォームというと歯の矯正の意味も含まれ、一般的にはリモデリング、ホームインプルーブメントと言われています。)を通じて、ゴミ問題も含むエネルギーなどの環境負荷低減をはかってまいります。とりわけ大きな機械装置(製造エネルギーが多大で廃棄時にリサイクルできないものを主に言います)の導入でアクティブな「省エネ」を図る方法よりも、より自然エネルギーをそのままの形で活用するパッシブな「省エネ」デザイン、設計を心がけていこうと考えます。
『ふるさと』というところは、我慢や不自由の多いところですが、その中で人は一生懸命に美的な誇りを探し美しく幸福に生きようとしています。その力こそ今の時代に必要だと『八郷』は、私達に教えようとしています。『町守り』は『町興し』に名を借りた開発行為とは異質のものでしょう。
『町守り』とは文化をその地で、地道に頑なに守り続けること。そこでは、簡単には壊さず大切に長く使う知恵が凝縮されています。作っては壊す、日本の現状の見直しは急務でしょう。
                           
                             NPO日本民家再生リサイクル協会正会員(株)アップル 大竹喜世彦

 ===大切なものを壊さず、使い継ぎ再生させる。福島県会津から古材を入荷しました。===

                      【古材でリモデルしませんか?】 
ビンテージ・リフォームは、そのままの形を出来るだけ長く使い、捨てない文化を取り戻し、究極のエコロジカルの先端をいくコンセプト・リフォー


      
本格的に古民家をほどき、移築するのではなく、もっとライトな感覚で古材を生活の中で活用してみましょう。 たとえば、和室に『囲炉裏』 や庭に『茶室』・古民家風のわたしの 『アトリエ」』などはいかがでしょう。二階の『使わなくなった部屋』を古民家風に設えてもいいでしょう。厳格なエコロジストではなく、もっと気楽にライトに生活を楽しむチルチン人やロハスな人々。…そんなライフスタイルの方々が急増しています。
㈱アップルではそんなロハスな方々を応援中です。
    リフォームアップル自治医大店 大竹喜世彦

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