奈良県・御所市/大和町家

【日時】平成19年5月26日(土)JMRA主催

        ―奈良/「秘境的な民家の街並み」が残る御所市御所町を歩き語り合う
                          

                  「ごせまちネットワーク・創」地元NPOと「JMRA・民家再生リサイクル協会」との意見交換

大和平野の西南部、ダイヤモンドの原石のょうな江戸時代民家が眠る「御所市御所町」に今、町興しの住民運動が始まっています。半数以上が伝統的建造物のこの街の価値に気づいた人達が、次代にこの遺産を引継ごうと動き始めています。私達30名はこの手付かずの街並みを見学し地元NPO、行政の方々と保存運動について意見交換しました。京町家と違うところは「広い間口、大きな敷地」京都が「間口納税」、奈良は「敷地納税」であったためです。背割り下水という用水路が町の隅々を流れ、周辺は環濠が囲む独特の街並を形成しています。
NPOごせまちネットワーク創 www.gosemati.net 取材:JMRA「日本民家再生リサイクル協会会員 潟Aップル 大竹清彦
    
 近鉄線とJRの2つの駅を持つ「御所町」に集合した30余名のメンバーを地元ボランティアグループが迎えてくれました。
    
 西地区から入ったJMRAメンバー。整然と碁盤の目のように立ち並ぶ近世の大和民家の佇まいに感激です。
     
 時折、車が通るだけの街路には板塀が張りめぐる。敷地以外には緑が少ない。
     
 隣町の「樫原市」は瓦の産地で有名であたっことから、御所にも多大な影響をもたらしました。古い巴瓦の模様が美しい。
     
 屋根瓦が統一されていることが、美しい街並みを決定付ける要素になっています。
      
JMRAの代表である清沢清沢理事長からいただいたメールでのレポートを紹介いたします。「清沢です。26・27日の御所(ごせ)イベントの報告を簡単にさせていただきます。2日間とも好天に恵まれ、イベントは楽しく、収穫も多くありました。26日(御所町)の参加者はJMRA側が30名(近畿14名、山口2名、新潟1名、栃木1名、首都圏12名)、現地NPOが10名ほど。最初に御所の環濠集落と寺内町の街並みを見学。300年前の絵図そのままの街路を歩き、築200年、300年の家並みを眺め、その内部も見せていただきました。ダイヤモンドの原石という表現が誇張ではない、手付かずの街並みでした。それぞれの家が立派です。商店などはほとんどなく、ファサードの改装も少なく、道に面して格子が並び、黒漆喰の外壁に虫籠窓、屋根瓦も灰色一色、落ち着きのある心地よい空間でした。・・・
     

  *元々は旅館だったこの家屋の内部をご覧ください。
   
  階段の幅が広い(1.5間)のは、間口納税の京町家との違い。大和の町家は敷地納税のため家屋が比較的大きい。
     
 *絵巻物のようなこちらの本は、100年以上も前の教科書でした。
   

           奈良女子大学・上野研究室の研調査も進み、地元の若者NPOが中心に町興し


見学の後、蔵を改造したホールで地元との交流会。御所市、観光協会等からも参加がありました。見学をしての感想、要望が出されました。「磨けば光る街並みだ。ぜひ残してほしい」「屋根瓦の色など、今後のため規制を設けるといい」「雨漏りの補修など、ボランティアのグループを作ってやってほしい」「自動販売機は今後とも置かないように」。地元からは、「古い町家は地震に大丈夫か」などの質問も。御所は重伝建地区でもなく、登録文化財も皆無。改修が必要な建物や空き家も出てきており、NPOとして早急に取り組むべき課題が多いと感じました。  
NPOごせまちネットワーク創 www.gosemati.net
 
  毎年恒例の11月の「霜月祭」をきっかけに有志たちが立ち上がりました。(NPO代表・楠氏)

古民家では、歴史文化的な背景を知ることで、ものの真の価値を知ることが出来ます。裏付けある知識を持つことで「先人たちの知恵」のルーツを知ることが出来ます。それらを正しく知ることで、またその知恵をより活用するという長い年月をかけ熟成されてきたし、先人達の知恵を尊び、スローフード、スローライフの精神が芽生えてきたのだと思います。


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