福島県・南会津郡/前沢・水引集落
下郷・会津西街道/大内宿

【日時】平成19年8月1日(水)

              福島・南会津郡・旧舘岩村/残るべくして残った「前沢・水引曲がり屋集落」
                          

                                        小さな「茅葺の里」を訪ねて

福島・会津若松から田島をとおり栃木・今市(日光市)に至る下野街道筋には茅葺の民家がまだ残っています。しかし、集落といえるのは下郷の「大内宿」と街道から中山峠を越えたここ南会津郡「舘岩」だけでしょう。このあたりは山岳森林地帯の河川地域にあたり、仕事の中心は伐木と製材、材木の運搬で、他には養蚕、木地師、農閑期の仕事として会津茅手(茅葺職人)など様々な仕事をしていたようです。  南会津郡・舘岩村webサイト      

前沢・水引集落

「水引集落」は、「会津高原たかつえスキー場」を通り過ぎ、「湯の花温泉」の標識を左折し温泉街の少し先にある瀟洒な集落です。ここは湯ノ岐渓谷最奥の集落で、前沢集落同様環境美化条例に基づく保存地区です。「前沢集落」は、さらに国道352号を桧枝岐方面へ向かう途中に、この曲がり屋集落はあります。
 
前沢集落は、23戸のうち10戸の曲がり屋が残されています。明治40年の大火で全焼後、同一大工らに再建され整った統一景観を今に残します。
  
昭和63年、舘岩村環境美化条例に基づく保存地区の指定で曲がり屋集落の保存には住民努力で取り組んでいます。
 
ちょうど茅葺屋根の修復中で、職人は「只見」からの若い娘さんとお父さんという珍しい親子職人さんが作業中でした。昨年まで「大内宿」の職人さんが掛け持ちでこの地区の葺き替えを行っていましたが、大内宿よりも豪雪という雪質の違いから「只見」の職人さんが担当しています。かつての茅場は林と化し、現在は茨城から茅を運んでいるという。
道端のばあちゃんから「昔はこのあたりは茅葺職人が約1/2もいたが、今は後継者がいない。うちの父ちゃんもそうだったげな。・・・親子3代で茅葺いとったんだけどな。冬は栃木まで出稼ぎに出ておったわ。」というお話です。建物は曲がり屋が多く、景観条例で壁は白、鉄板や板塀は濃茶と決められています。
 曲がり屋資料館はL字型の平面で当時の生活が再現され
囲炉裏に火が入り、むしろ織りの懐かしい音が聞こえてきます。

                ―下郷・会津西街道・大内宿/昔懐かしい風景を楽しめる会津一の観光地―
静かな山間に昔懐かしい風情を残す村「大内宿」は江戸時代には、会津若松から栃木今市を結ぶ会津西街道の宿場町として栄えました。現在は、300m程の街道の両脇には茅葺屋根の家々が立ち並び、お店や食堂、民宿を営んでいます。最近はテレビの旅番組でも多く登場する場所で、会津を代表する観光スポットになりました。
この地方の「ねぎ蕎麦」は長野に多い「高遠そば」で大根おろしの汁と醤油の味付けが美味しい。そして、箸の代わりにネギで蕎麦を食べます。また、囲炉裏端で焼いた「岩魚」を味わいながら散策してみてはいかがでしょうか。
  

 
昔は真ん中に川が流れていて、両脇の水路で、飲料、煮炊きの家事用水、食器の洗い場、洗濯と段階的に水が管理され、活用されてきました。

お土産や、蕎麦屋が立ち並ぶ茅葺の屋の街並み
  

  
この地区の雪は「前沢」や「只見」の豪雪地帯と異なり比較的温暖で軽い雪質。茅葺の材料、葺き方も少し違う。
 
「前沢集落」が馬小屋を伴うL字型の「曲がり屋」であるのに対し、シンプルな形が多い。これは「突き上げ屋根」
街並み展示館・問屋本陣は昭和59年に復元された。

古民家では、歴史文化的な背景を知ることで、ものの真の価値を知ることが出来ます。裏付けある知識を持つことで「先人たちの知恵」のルーツを知ることが出来ます。それらを正しく知ることで、またその知恵をより活用するという長い年月をかけ熟成されてきたし、先人達の知恵を尊び、スローフード、スローライフの精神が芽生えてきたのだと思います。


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