【日時】平成20年2月5日(火)〜11日(祝) |
ドイツ/フランクフルト・ベルツブルグ・ローテンブルク・ニュルンベルク
チェコ/プラハ /オーストリア・ウイーン
参加及び取材:イケダコーポレーション「エコバウ正会員 潟Aップル 大竹清彦
【ドイツ4都市】
人間中心の『シュタイナー哲学』を核としたドイツ・エコロジー建築は、1970年代の公害事件をきっかけに、『環境先進国ドイツ』のなかで大きな役割を演じてきました。環境負荷が少なく、『脱石油・脱原発』と言う厳しいエネルギー政策は、環境負荷が少なく、『持続可能な社会』を目指し、代替エネルギーとして風力、水力、太陽光、地熱、バイオマスエネルギーなど最新の省エネを取り入れた、エコロジー&エコノミーな住宅の普及を後押ししました。また、中世以来の建築物が共存する素晴らしい街並みが特徴です。
マインハッタンとも呼ばれドイツ一の金融都市である『フランクフルト』。大聖堂からすぐ近くに高層ビルが立ち並ぶ。ゲーテハウス付近。
『ヴュルツブルク』バロック建築のレジデンツの内部は、フレスコ画とスタッコ彫刻が美しくユネスコ世界遺産。
マリエンベルク要塞は13-18世紀の大司教の住居である。周辺の岡の斜面には、古くからのブドウ園が町中に広がる。
『ローテンブルク』は最も中世の面影を残すロマンティック街道の入口の街。プレーンラインという小さな広場周辺は最もこの街らしい佇まいを残す。
プレーンラインという小さな広場周辺は最もこの街らしい佇まいを残す。
『ローテンブルグ』〜ロマンティック街道を経て『ニュルンベルク』までの途中の町の風景。農村地帯と住居地域が法律ではっきり決められた
ドイツの都市は非常に美しい景観である。この規模の集落に数機の『風力発電』の塔が見える。屋根につくソーラーパネルは普及しつつある。
歴史的建造物の天窓(パッシブソーラー)は、比較的新しい住宅、公共施設を含め非常に多く見られる屋根の利用方法である。
古城街道の古城ホテルの漆喰内装
『ニュルンベルク』はドイツ南部バイエルン州ではミュンヘンに次ぐ2番目に大きな都市。16世紀が最盛期であったこの街の9割が第二次世界
大戦で破壊された。しかし、元どおりの姿に復元され、レンガ色の街並み、石畳の坂道、中世そのままの姿に圧倒される。
【チェコ・プラハ】
中世以来の建築物が共存するプラハは、『建築博物館の街』とも呼ばれる。複数の様式が混じり合い見事な調和を見せている建物が多い。
工夫が凝らされた細部を眺めながらそれぞれの時代に思いを馳せてみたくなる街並みだ。
【ロマネスク様式】 10−13世紀の時代の石を積み上げた頑丈な厚い壁に、馬蹄形の小窓、半円アーチの入口が特徴。
【ゴシック様式】 12−15世紀の様式で、天を突く尖った塔、上が尖ったアーチの入口、ステンドグラスの大きな窓が特徴。
【ルネッサンス様式】 15−16世紀のイタリアから始まった古典復興の動きがルネッサンス。端正で華やかなデザインが特徴。
【バロック様式】 17−18世紀の楕円や曲線を多用した動きのあるデザイン。玉ねぎ型のドーム状屋根、丸みのある塔、派手で華麗、
重厚な装飾が特徴。
【アールヌーボー様式】 19−20世紀の植物の流れるようなフォルムを取り入れた優美な装飾が特徴。
【キュービズム様式】 1910−14年の短期間にピカソ、ブラックの絵画で知られるキュービズムがプラハでは建築に取り入れられた。
クリスタルグラスのカットのような線と面の組み合わせが特徴。
ビシュフラトからプラハ城を見る。スターバックスもプラハではこのような佇まい。ユダヤ人街のシナゴーグの前。多くのブティックが立ち並ぶ。
街全体が世界遺産のため改修工事は頻繁だ。
【ドイツ・チェコ】で見た環境エコの一部
【オーストリア・ウィーン】
13世紀後半から約640年間も中欧に君臨したハプスブル家。王宮やシェーンブルン宮殿などにその権力と財力を見ることが出来る。このハフスブルク家ゆかりの地ウイーンはトルコ軍が進駐し残した『コーヒー』から端を発し、『カフェ文化』を開花させ世界に広め、同時に『音楽の都』を誕生させた。19世紀末には新しい芸術運動が起こり、こららをドイツ語圏では『ユーゲントシュティール』(フランス語圏のアールヌーボー)と呼んだ。絵画ではクリムト、建築ではオットー・ワーグナーによって、新しい斬新な建築デザインを生み出していった。当時のウイーンでは賛否両論あったが100年経つ今ではウイーンの街並みに彩を添える大切な風景となっている。
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―栃木・藤岡町/2007月11月/青木邸・古民家解体―
静かな農村地帯に昔懐かしい風情を残す「青木邸」は江戸時代には、この土地で栄えていた大規模な農家。現在、旧道沿いに立つこの家の母屋は約100年前のもの。昔は街道の両脇に茅葺屋根の家々が立ち並ぶ日本の原風景を残す土地でもあった。最近はテレビの番組でも多く登場するようになった古民家とはいえ、子供の頃には「暗くて寒くて怖い」場所と思い育ったそうです。お母さんとの2世帯住宅を建てる決意をされたものの、祖先が使い残してくれたこの母屋をただ解体することに寂しさを感じていらした青木さんご夫婦。「まだ、使えるものなら是非、再生に活用て使い続けて下さい」と。まさに「200年住宅」の真髄ではないでしょうか?昔から、捨てずに大切に使い続けてきた構造材。本来、日本では当たり前に行われてきた建築文化です。もちろん、何もせず、200年耐用できるものなど何処にもありません。定期的に修理修繕し、次代を越え愛着を持ちながらメンテナンスし熟成されてきたのです。大切に使い住み続ける社会の実現。これこそがわたしたちの目指す「200年住宅」の意味するところではないでしょうか?青木さん、わたしたちアップルで古材として立派にリモデリングで大切に活用させていただきますよ。
当時の貫工法(在来工法の原型)や竹小舞の土壁。地場の欅と松の曲がり梁が素晴らしい。
古材活用リモデリング Before⇒After
よくある普通の和室 「古材の柱」で作った「自在ガキ」をぶら下げ、囲炉裏風の設えに。
「古材梁」を4本使っています。
古民家では、歴史文化的な背景を知ることで、ものの真の価値を知ることが出来ます。裏付けある知識を持つことで「先人たちの知恵」のルーツを知ることが出来ます。それらを正しく知ることで、またその知恵をより活用するという長い年月をかけ熟成されてきたし、先人達の知恵を尊び、スローフード、スローライフの精神が芽生えてきたのだと思います。
「エコの先端をいく文化を取り戻す」ビンテージリフォーム
江戸時代から、木材を再利用するのは当り前の時代でした。これがいつしか捨てる文化に変わってしまった。究極のエコロジーは、そのままの形で出来るだけ長く使うこと。ビンテージリフォームは、そんな私達の考えが詰まったコンセプト・リフォームです!リフォームアップルで強力に推進中!
古材を多用するビンテージリフォームは、高い志と古来の伝統工法の豊富な見識を習得した古材施工技術士に是非一度ご相談下さい。
===大切なものを壊さない。使い継ぎ再生させる。===福島県会津から古材を入荷しました。=== |
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