床下の営繕・保守管理
シロアリの防蟻再施工は、被害が出てからの駆除ではなく、被害が出る前の予防の考えが大切とわたくしたちは考えています。一度発生してしまったシロアリは、完全な駆除がなかなか難しい昆虫だからです。目視で発見できたときには、相当な被害が住宅の構造に及んでいることが多いことを皆さんに知ってもらいたいと思います。床下点検をしてもらっても目視は完璧に出来るものではありません。例えば、お風呂のタイルの裏側の壁の中や浴室ドアの下、玄関ドアの木枠(タイルの下に入っている部分)を想像してみてください。訪問販売の点検業者でも皆さん自身でも直接見て確認できませんよね?この場所は、実は大変被害の多いところなです。ですから、シロアリは存在が分からないことが多く「予防」して発生させないことが最も大切であることをもう一度知っておいてください。シロアリは発見したからどうしようでは遅く、予防工事が基本なのです。そして薬剤メーカーの保証書を獲得し安心して生活していただきます。
とても危険な防蟻処理剤
防蟻剤は、2003年7月施行の改正建築基準法「シック・ハウス対策」以降「クロルピリホス・有機リン系」の薬剤が全面使用禁止となりました。農薬・化学物質の防蟻剤に対しては今後も注視し人体に影響のない薬剤を選択すべきでしょう。これに対し、「ヒバ油・ホウ酸塩・月桃・木酢液」などの自然素材を用いた木材保存剤があり、体と環境に安全な工法もあります。アップルでは、化学薬剤と自然素材の両方の価格と効果、持続性をよくお伝えし、お客様に選択してもらえるように、アドバイスしております。 |