―茨城・栃木/古民家再生「ボランティア」―
「茨城・八郷町茅葺屋根保存会」と「栃木・高根沢町佐々木邸」でのワークショップ
―古民家再生のボランティア活動の報告―
茨城/第3回つくば「筑波山麓・茅刈り隊」
今年で3回目である「茅刈り」ボランティアが、つくば市「高エネルギー加速器研究機構」敷地内で開催されました。茅葺民家保存地区の茨城県八郷町(現:石岡町)の「八郷茅葺屋根保存会」を中心に筑波大、日大の学生らとJMRA6名を含む、総勢38名が参加いたしました。
初日は60名の参加者が集まり、朝日新聞の取材もあったそうです。「つくばの高エネルギー加速器研究機構」といえば、宇宙と素粒子の謎を解く研究施設です。その場所での「ヨシ刈り」という場の設定に何かワクワクした気分で作業に取り掛かりました。この作業で、研究棟の広大な敷地内に自生するススキ、ヨシなどの刈り込みや清掃といった管理費用は削減され、同時に八郷町の茅葺屋根保存協会としては毎年、順番待ちの屋根材料が手に入る。作業は地元の人々とボランティアで行う。これって一見自然循環とかサスティナブルとか大袈裟な事ではなく、ほんの数十年前ならその集落ごとに、普通に成り立っていた事なんでしょう。今は、職人がいなくなったといいますが、茅葺の仕事がなくなっただけ。そして茅場もただの林にな
ってしまった。昔はちゃんと「結い」があり生活や自然のなかで循環が成り立っていた。わたしの友人のアメリカ人は言います。「日本の人って何でもお金出して業者に頼んじゃうよね〜」「家の塗装やりましょうって、ダイレクトセールス(訪問販売)の人達来るけど、何で家族や近所の人達でやらないの?・・・そうだよね。日本人はビジネスに忙しすぎて出来ないんだ〜。でもお金掛けすぎじゃあないの!」と言っていたのを思い出しました。欧米では、がまだ住宅改修の一部を地域のコミュニティーが担ってる。現在の日本だと、ワークショップやボランティアでは限界がありますね。いくらインターネットが普及しても、圧倒的に参加者集めに困ると思います。参加できる人も限られる。「200年住宅」と政府は言いますが、今の学校教育やら生活者の考え方まで変えないと、この先お金で解決できないことが沢山出てきそうです。自然が一番、いいねえエコは!と言いいつつ、生活をスケールダウンしないと成り立たない気もしました。・・・この冬の時期の茅刈りは、虫も少なく、茅も枯れて良く乾燥して軽い。昔はごく普通に行われたこの作業は、実に理にかなっています。さまざまな事を思いながら、この感想記を書いていますが、体のあちこちが痛いのは日ごろの運動不足のせいでしょうか?
土壁・荒壁ワークショップ/高根沢町
施主様は宇都宮大学教育学部助教授で工学博士の佐々木さん。ご夫妻で5年前より宇都宮市内のマンションから古民家へ転居を計画されていました。NPO法人JMRA民家再生リサイクル協会の存在を知り、登録時業者との出会いまではそう時間がかかりませんでした。そして、転居先の民家を捜し求め高根沢町での現地再生となった。構造や茅葺屋根などはJMRAの専門家に任せ、内装や左官仕上げをワークショップ゚形式で
施工者を集いました。中国、韓国からの留学生3名を含む、学生ら、設計士、建築家の総勢15名で「土壁」ワークショップが行われました。ここでは土作りに適している「埼玉妻沼」産(利根川南岸には土壁、屋根土に適す)のものを主体に藁などを入れ数ヶ月間発酵熟成させたものが使われました。ワークショップ当日まず下地のラティス(今回は竹小舞ではなく、斜めに交差させた板材を下地として使用しました。)にこの土を塗りこむ「荒壁」作りが、白石左匠(古河市)指導の下、終日行われました。
参加及び取材:JMRA「日本民家再生リサイクル協会正会員 潟Aップル 大竹清彦
JMRA登録事業者:釜a田工芸、滑摯屋根保存協会
■ リフォームでは、非常に専門知識が大切!
私達リモデラーと呼ばれるものにとって、リフォームは部分的とはいえ家を壊します。そして、作り替えを行う以上お客様の生命と財産に対して、明確な責任と使命を負います。そのためも、お客様に代わり法律知識、構造、施工、計画のプロでなくてはならず、専門知識と豊富な経験が必須となります。つまり建築業許可、建築士免許は担当を担うのには最低必要不可欠ということです。今年6月建築基準法が改正されました。例えば、1年後に「材木のプレカット工場」ですら許可、資格制に変わる可能性が大きいのです。リフォーム業界も同様「無許可・無資格者」で荒らされる点では同様で、今更言うまでも無く、この動きは消費者にとって最もウエルカムといえるものでしょう。これまで野放図のリフォーム業界の現状をやっと国土交通省が把握しました。わたしたちも、今後の法制度が変わっていくことを見守り、楽しみにしたいものです。 もし、怪しげなリフォーム販売業者に出くわしたら、下記までご連絡ください。
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