―米国の住宅地視察と不動産内覧(第3回)―
≪連載中≫
資産価値を失わない住宅地・不動産視察/ニューヨーク州・ニュージャージー州・フロリダ州・サウスキャロライナ州視察
【ニューヨーク州・クイーンズのフォレスト・ヒルズ・ガーデン】
![]() ![]() ![]() ハーレムの東側から国道278号線を「ハーレム川」と「イースト川」の合流地点にあたるトライボロ橋「通称・ロバートケネディ・ブリッジ」を渡り、クーンズ地区へ向かう。NYマンハッタンに最も近い「ラ・ガーディア国内空港」を通過し「フォレスト・ヒルズ」に向かう。北はグランドセントラル・パークウェー(フラッシングメドウズ・コロナパーク南沿い)から、南はフォレストパーク、西はロングアイランド高速道(州道495号)から東はジャッキー・ロビンソン・パークウェーまでの地区が、「フォレスト・ヒルズ・ガーデン」 1906年にオープンしたロングアイランド鉄道(LIRR)フォレストヒルズ駅。1910、11年に改築された頑丈な石造り コーポラティブ・コミュニティー、フォレストヒルズ・ガーデンズは、三角屋根のテューダー建築の建物が並ぶ テューダー建築は、15〜17世紀初頭の英国の建築様式で、伝統的なゴシック様式にイタリア・ルネサンスの装飾的要素を加えた後期ゴシック建築のこと。特徴は、露出した梁(はり)、真ちゅう、レンガ、粘土塀など。視覚的な垂直効果も特徴で、三角のとんがり屋根を持つ。 フォレスト・ヒルズ・ガーデンズは、現在約800戸の一戸建てやタウンハウスに、11棟のアパートビル、教会などがある。今も当時のテューダー建築がそのまま残る。というのも「景観保護契約」があり、敷地内の不動産を購入する入居者は、これに署名しなければならない。この契約は100年以上たった現在も機能している。そのアパートメントの内覧が下の画像。 フォレストヒルズと改名されたのは1906年。当時の大地主だったサミュエル・ロード(ロード&テイラー創業者)の死後、その土地をロード一家から購入したブルックリンの弁護士・土地開発業者コード・メイヤーから1909年にこの土地を購入したラッセル・セイジ・ホームズ財団が「万人のための街づくり」を掲げて開発した新興住宅地がここ。全米でも最古の「計画都市」の一つだ。 隣接するLIRRのフォレストヒルズ駅は、オープンしたのが1906年。数年後にフォレストヒルズ・ガーデンズが完成している。その駅周辺の商店街にあるバーガーショップでランチをとった。 フォレスト・ヒルズ・ガーデンをあとにし、隣接する「ジャマイカ地区」へと向かった。ここにはドナルド・トランプ大統領が幼少期を過ごした家がある。 ![]() トランプ大統領が幼少期を過ごしたこのレンガと木造のホワイト&ブラックのステイック様式の住宅物件は、高値でオークションに出されていた。 ジョージアン様式 フェデラル(連邦)様式 ![]() ![]() 【ジョージアン様式】 英国ハノーバー朝の国王ジョージ1〜4世の時代、1600年代半ばに英国で普及した建築様式 建築マニュアルで米国に伝わり威厳あるデザインは裕福移民の間でブームとなり米国のコロニアルスタイルとしてニューイングランドと南部の植民地で定着した。 【フェデラル(連邦)様式 米国で連邦制度が成立した18世紀後期から19世紀に普及し、連邦フェデラル様式と呼ばれる ジョージアン様式をベースに優雅で洗練された装飾が施され、縦に長く伸びた窓やパラディアン窓などの優美なフォルムが特徴となっている。 コロニアル様式が普及した後にアメリカで広まった。 【資産価値を失わない欧米の住宅地】 オーストリア・タッテンドルフ ドイツ・ダルムシュタット郊外 英国・ポートサンライト ドイツ・フライブルク 【資産価値を失わない欧米の住宅金融・モゲージローンの概略図】 米国 ![]() ![]() ![]() 【米国・TND開発に多いクラフツマン様式のバンガロウ型式】 【チューダー様式】 【スパニッシュ・コロニアル様式】 ![]() ![]() ![]() 【資産価値を失わない欧米の住宅地】 【パッシブハウスの概念図】 ![]() ![]() 【スマートハウスの概念図】 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 2011-12年:海外視察地の現地からのリアルタイムBlog 米国リモデリング&ニューアーバニズム建築視察・バックナンバー2011年10月12日〜19日 2011年・もう一つの海外からのリアルタイムBlog 英国&ドイツ建築視察・バックナンバー2011年7月7日〜14日 ![]() 【自然エネルギーは太陽光発電だけではない:電力自由化と賢い政策で大躍進のドイツ】 太陽光発電は家庭の屋根に限らずスーパー・オフィス・学校・農場などより【大規模な場所】に事業として展開され、メンテナンスし易い壁面取付けが多い。日本のように画一的に【家庭の屋根】に・・・という政策ではなく真の意味で【電力自由化】が実現した風景である 電力の省エネに限らず、生活のあらゆる場面で無駄が省かれている。 日本やアメリカほど利便性が追求されていないヨーロッパでは、例えば車のカーシェアリングの普及も多く、専用の駐車場もある。 自転車が多いのは短絡的に「国民性」という言葉では決して片付けられない共同社会に暮らして質素倹約を基本とする生活習慣と、国の賢い政策運営が微妙に絡んでできたものである。 原発反対の旗は普通の家屋にも掲示されコミュニティーで運営されるウインドファームもよく目にする光景である ![]() |
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