今月のリフォーム・チラシ(2006・7,8月)
「民家風」に飽きの来ない「オーセンティック」なデザインで増改築をしよう!

何年経っても飽きの来ない建物とはどういうものなのでしょうか?和洋問わず古くても新しく感じるものそれが伝統的なデザインといえます。和風に限らずアメリカ・ヨーロッパでも何時の時代にも変わらず飽きの来ないこの「オーセンティックデザイン」が人気であり、何時の時代も主流なのです。だからといって暗く、寒く、不便だった「古民家」に住むわけではなく、あくまで「デザイン」を伝統的・オーセンティックなもので、素材は昔から使われ古くて新しいものです。
針葉樹では、桧、杉、松、ヒバ、栂など。広葉樹では欅、桜、樺、楢など、他は桐など昔から使い続けられてきた素材です。もちろん新築からそうできたら言うことはないのですが、現実的になかなかできなかった。だからといって立て替える必要などまったくありません。1階だけ、あるいは部分的に、少しずつリモデルなら可能ではないですか?このように必要に応じ適材適所に「しつらえ」る住まいをアップルではお勧めいたします。
出来るだけ長く使うために、斬新なデザインを敢えて避け、何時までも飽きの来ない、そして将来取り壊したときでも、再生可能な素材を多用しておきます。ベニヤではなく無垢材を使っておけば、削ることも他の用途で使用も出来ます。ウッドチップ紙壁紙なら破り捨て張り替え続けなくとも、上から何度も水性塗料や漆喰クリームで重ね塗り出来ます。そして最後に、いよいよ処分と言うときでも普通に焼却できます。
もしビニールクロスや塩ビの床や接着剤で固められたベニヤのフローリングという偽モノだったらどうでしょう?特別な焼却が必要です。WHO指定の猛毒ダイオキシンが発生するからです。
ですから、自然素材が流行っている、ただ単にトレンドだからという理由でお勧めするのではありません。名実共に住む人と、地域環境を考え、繰り返し持続可能な素材が自然素材には多いからなのです。この増改築ではより「エコマテリアル」を多用したい方のために、下地から自然素材を使用する。例えば、炭の塗料を塗り壁を仕上る。仕上に漆喰を使用する。
床の下地にタンニンが豊富で調湿性能が高い桐を使い、仕上も桐使用する。という応用もオプションで選択できます。
先日も施工後に、お施主様からこんなお便りをいただきましたので掲載させていただきます。
予てからキッチンのリフォームをご希望だったお施主様。器具の交換といった漠然としたイメージしかお持ちでありませんでした。
自然素材を多用したエコロジーとバウビオロギーのコンセプトをお話しし、器具は最新式の機能性を持ち、デザインの優れたものを。工事は一度全部解体し、スケルトンから作り直すリモデルへと方向性が決まっていきました。キッチンは、ショールーム廻りの末、クリンレディのアイランド型となりました。キッチンは、作業場としての導線を重要視しシンクを最右にとるなどのアレンジを行いました。配線は全てエコケーブルです。
壁面収納とキッチン台の間スペースは、通常900_をあえて1100_とし、リモデルのプランを行いました。床は24_の生コルク・自然ワックス仕上げ、腰壁は針葉樹羽目板の蜜蝋仕上げ。壁はシステム収納で隠れ湿気が心配な部分の壁だけをドイツ・ウッドチップ紙クロス。
他の見える部分は針葉樹羽目板・蜜蝋仕上げの腰壁としました。腰壁から上の壁には、スイス本漆喰カルクウオールをベースにドイツ・リボスのウラという天然鉱物顔料で着色。
左官仕上げです。
天井には、腰壁同様、針葉樹羽目板15_蜜蝋仕上げ。補強の梁に、福島県田島町の古民家から出たケヤキの古材を活用しました。もともと、10畳で使われていた長さ5b超のものを洗浄し、金ブラシでこすり、ベンガラ塗料で着色しました。この梁下にハロゲン照明を付けています。食事スペースは電球照明を、作業場のキッチン台には蛍光灯を付けました。普通、和洋折衷のデザインは格好悪いものですが、古民家の古材も曲がり梁やチョウナで引いたものではなかったので、キッチンデザインはアメリカ的ではなく、西ヨーロッパ調のものになりました。キッチン本体以外は、化学物質を含まないエコバウ仕様のキッチンの誕生です。

化学物質による被害やシックハウスの原因物質を生み出した工業品の住宅建材。
アップルでは自然素材のもつ自然の力を活用し住む人の健康を第一義に考えたリモデルをお勧めしています。アップルでは接着剤や石油化学製品を極力使わず、建材から蒸散・拡散する有害物質を使わない、室内空気質を考えた住む人の心と体に作用するこだわりの内外装材を多用したリモデルを標準化しています。天然の調湿性や殺菌性をもつ漆喰・火山灰の左官壁や木・紙などの自然素材を多用したエコバウリフォームで室内環境の改善をご提案しています。

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*概算価格は目安とお考えください。お家の状況やプラン、工法、仕上材、設備器具等により変動いたしますので必ずお見積りをおとりください。