第2回中国・伝統建築と環境レポートー2009         

1500万都市・首都【北京】からスタートし、かつて13もの王朝が1100年もの間、都をおいた【西安】のレポート。
水墨画と称され風光明媚な都市【桂林】。いまでも少数民族が暮らす村落などを延べ10日間レポートいたします。
5月より2回にわたり【中国】3大都市の建築及び特に【水環境問題】についての情報をお届けいたします。
今回は第2回目。【広州】〜【桂林】です。

                     昨年の中国『北京』の視察情報
              ヨーロッパ
『エコバウ建築ツアー2008・現地のリアルタイムレポート』 

【水の危機】
2008年7月、洞爺湖サミットが開かれ、地球環境問題に対する世間の意識は、非常に高まりました。ただし、残念ながら、いま環境問題とはイコール地球温暖化、とみなされがちです。実は、人類にとってもっとも深刻かつ緊急の環境問題とは、「水の危機」なのです。フレッド・ピアスは、英国の著名な環境ジャーナリストで数十年にわたって、この「
水の環境問題」について追いかけてきました。なぜ、「水の危機」が人類最大の環境問題なのか。人類の文明はすべて「川のほとり」で立ち上がった。それは農耕文明を成立させるために、大量の安定的な水が不可欠だったためであり、また大量の人口を養うためには、飲料水や物流インフラとしての川が絶対条件だったから。ところが、アフリカ、アジアを中心とする人口の急増の結果、もはや農業を維持する水は使い果たされようというのが現状。川は干上がり、湖は底を見せ、地下水は枯渇しようとしている。このままでは、人類の胃袋を満たす食料生産は危うい――。
すなわち、水の環境問題は、人類の食糧問題と直結しているわけです。まさに、「いますぐに解決しなければ、人類の滅亡と直結する」のです。ちなみに、「地球温暖化」は、気候変動をもたらすため、地域によっては雨不足を招き、この危機の拍車をかける可能性がある、というわけです。一方で、地域によっては、大雨や台風が頻発するようになり、河川流域や海岸低地の都市が、深刻な水被害に合うケースも増えてきています。

とりわけ、現在の中国各地ではこの【水資源】を巡り深刻な危機状態が各地で続いています。特に北部の首都北京では深刻な水不足が続いています。北京五輪の際の報道で明らかなように、山岳部の村を水没させ、巨大なダム建設で数千キロ先から給水しパイプラインで都市まで水を運んでいます。
この現象は北東内陸部に限った現象ではありません。西部の比較的山の多い、西安でも同じです。皆、急速な近代化で農工業の取水が莫大です。表層の河川はもちろん地下水も枯渇し、深刻な水不足は同時に【汚染】もすすんでいます。内陸部の西安では魚は川でしか得られませんが、農耕地からの農薬と化学肥料の汚染と工業地帯の重金属汚染に見舞われ、今後地域住民の深刻な健康被害が懸念されています。このことは一見わたしたち日本人には対岸の火事のように思われがちですが、実はわたしたちのライフスタイルと密接な関係があることが指摘されています。輸入食品に依存した安くて大量な食生活をわたしたちは中国に依存していることを忘れがちです。大量の水を必要とする農作物の大量取水、つまり間接的に使う【仮想水】をわたしたち日本人は遠く何千何万キロ先で使用しているという考え方です。これらは、何も中国に限ったものではなく遠くアメリカ大陸でも日本に対して言われ始めていることです。何気なく安く早く美味しくいただいた【吉野家の牛丼】一杯でアメリカの水資源を2トン費やしたことに等しいと言う考えです。何気ない行動が実は世界中の水資源に間接的に影響を及ぼす。わたしたちはこのことを忘れる事無く、消費していくほかありません。
                                               取材:(株)アップル 大竹清彦


【龍勝】桂林〜100`北の山岳部、少数民族が暮らす【棚田】が美しい集落
 
桂林中心部から北へ100`ほどの山岳地帯に少数民族【チワン族】と【ヤオ族】の暮らす秘境集落【龍勝】があります。標高1000メートル近くの山間には非常に美しい【棚田】と、伝統的な木造住宅がここでは見ることが出来ます。かつて、主流である漢族の勢力に押されこの辺境まで逃れて暮らす両民族にとって、この【龍勝】の水資源は生命の源である食糧自給を可能としました。ここでの稲作は2期作。山岳地帯でありながら気温は比較的穏やかで急傾斜を使った【棚田】は長い年月を掛けて強固なものとなりました。

霧が晴れ【棚田】が姿をあらわしました。湧き水が引かれたコンターライン(等高線)の連続した縞模様が非常に神秘的な空中都市を形成している。竹筒で燻したご飯が美味。

遠く大陸〜半島〜日本へと陶磁器と共に伝来した瓦、焼き物文化とルーツが見えてきます。強固で美しい杉の木造住宅の構造、仕口など日本の伝統工法に通ずるものを感じます。

瓦の上に無造作に置かれた予備瓦。 瓦、レンガ、構造材もすべて古材として何世代も使いまわされ新築や再生工事に活用されている様がわかる。

桂林市内(漓江と桃花江)
澄んだ川の流れ、その両岸にそびえる山々、桂林の、この山水画そのものの風景は世界的にも有名です。【漓江(りこう)と桃花江(とうかこう)】は青い絹の帯のよう、そびえる山々は碧玉のかんざしのよう」と言われるその美しい風景は、これまで、多くの文人を魅了し、多くの芸術作品の中で賞賛されてきました。自然に恵まれた桂林は、人々が快適に生活できる場所であると同時に、自然の美しさと独特の文化を味わえるのが桂林です。
        
【漓江】
漓江は広西北部の興安県の猫児山に源を発し、南の梧州までの全長426km。漓江下りとは、桂林から陽朔までの漓江沿い約83kmの奇岩怪山を観賞する河下りのことです。漓江は、薄絹の帯のように万を数える奇峰を縫って流れています。漓江沿いには碧水が流れ、美しい山々が連なり、その間を蛇行する清冽な流れに映る山影は圧巻。ゆったりと進む船上で、次から次へと現れる奇峰の数々は飽きることがないほど。途中には小さな少数民族の村もあるので、風景だけでなく彼らの生活や建築様式などに目を向けても楽しい。有名な景観は象山水月、斗鶏雄峙、九牛三州、冠岩幽境、半辺 奇渡、楊堤風光、画山観馬、興坪など。至るところ、まさに一幅の山水画そのもの。これは「百里画廊」とも言われ、漓江下りの一つのハイライトもあります。
 




【漓江下りで水質調査(簡易パックテスト)】

調査場所 桂林市内・開放橋近辺1箇所及び、桂林〜陽朔の4箇所   調査内容 COD化学的酸素消費量、大腸菌群


【桃花江】
桂林の中心街を濠のように取り囲む、2つの河と4つの湖【漓江(りこう)・桃花江(とうかこう)・杉湖(すぎこ)・榕湖(ようこ)・桂湖(けいこ)・木龍湖(もくりゅうこ)】 の両江四湖は、かつて、桂林が水運の要として最盛期を迎えた頃には、大河川漓江の用水路として活用されてきました。現在は、水路として造り変えられひとつに結ばれています。木龍湖は人工湖で一周できるように近年作られましたが、実は2つの河と4つの湖は水位が違います。そのため、2つの水門(ロックゲート)を利用して水位を調節することで、船に乗ったままぐるりと周遊できるようになった現在は観光地で、2001年に開通しました。


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                ■ リフォームは建設業、非常に専門知識が大切!■
私達リモデラーと呼ばれるものにとって、リフォームは部分的とはいえ家を壊します。そして、作り替えを行う以上お客様の生命と財産に対して、明確な責任と使命を負います。そのためも、お客様に代わり法律知識、構造、施工、計画のプロでなくてはならず、専門知識と豊富な経験が必須となります。つまり建築業許可、建築士免許は家を触るリフォーム担当者には最低必要不可欠というものです。 もしガスの点検に来た担当者が専門知識と免許を持たない素人だったらどうでしょうか? また、皆さんの中で、健康を取り戻すための医師が無免許、無資格と言う認識はまずないでしょう。しかし、建設業、特にリフォーム業者には潜りの『無資格無免許』業者が山ほど存在しています。 それはまさに業界の常識、世間の非常識の典型的な例に他なりません。 今年6月建築基準法が改正されました。例えば、我が家のリフォームを考えるときあまり関係の無いところで動いておられる「材木のプレカット工場」ですら許可、資格制に変わる方向です。 ましてやお客様と直接接する仕事が多いリフォーム業者は当然。 心無き建設業の許可すら持たず、自らも「無許可・無資格者」の新規参入で荒らされ放題がリフォーム業界の現状です。 今更言うまでも無く、この『リフォーム業の資格化』の動きは消費者にとって最もウエルカムといえるものでしょう。これまで野放図のリフォーム業界の現状をやっと国土交通省が把握したということです。わたしたちも、今後の法制度が変わっていくことを見守り、楽しみにしたいものです。 もし、怪しげなリフォーム販売業者に出くわしたり、訪問されたときに『資格・免許』の提示に応じない、お茶を濁すようなリフォーム業者に出くわしたら、躊躇なく下記までご連絡ください。

                                
                  
●市民グループ 生活学校 「やよい会」 をご存知ですか?

                            
                       下野市・『生活学校やよい会』の市民活動が下野新聞社から表彰をいただきました。

                     生活学校 「やよい会」 の手づくり石鹸を是非お使いください。
                        
自治医大病院のすぐお隣のレストラン『キャンパス』さんで使用済みとなった食用油や会員や知人が家庭で使った食用油を回収た廃油は、わたしたちの手で『リサイクル石鹸』に再生されます。排水管から流れ出た生活排水の中で、合成洗剤の成分が自然界で分解されにくいことはよく知られています。わたしたちの作る石鹸は、河川汚染を少し抑制できるのではと、この石鹸を作り始めました。従来、下野市南河内公民館だけで販売していた「手づくり石鹸」は弊社潟Aップルでも購入できることになりました!自治医大駅や銀行、郵便局、スーパーのお買い物の際にお立ち寄りください。下野市生活学校やよい会は地域のよりよい環境づくりの一環として「廃油からの石けん作り」をご指導もさせていただいております。是非、学校授業やPTA、育成会に取り入れてみてはいかがでしょう。詳しくは・・・下野市・生活学校「やよい会」 連絡先 :代表 森田 0285-40-7726 副代表 湯澤 0285-44-2918まで
                      「エコの先端をいく文化を取り戻す」 ビンテージリフォーム
江戸時代から、木材を再利用するのは当り前の時代でした。これがいつしか捨てる文化に変わってしまった。究極のエコロジーは、そのままの形で出来るだけ長く使うこと。ビンテージリフォーム」は、そんな私達の考えが詰まったコンセプト・リフォームです!リフォームアップルで強力に推進中!

「古材を多用するビンテージリフォームは、高い見識知識を習得した「古材施工技術士」にご相談下さい。消え行く民家や町家、取り壊すことなく末長く活用していきたいものです。街並み、景観そしてミクロでは室内生活環境がとても大切と私たちは考えています。現在のような20〜30年と言う短い住宅寿命をもっと長く使い続け、建物は社会資産の重要な一部であると言う持続可能なストック社会に変えていきましょう。アップルではシックハウス診断士1級の担当者がさまざまな住まいの問題解決に積極的に当たっています。現在栃木県内でシックハウス診断士(1級)5名診断士補(2級)30名が登録されています
                                         シックハウス診断士協会

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